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金沢事務室からのお知らせ

平成24年度金沢国際交流会館交流事業「石川の伝統文化体験バスツアー」
掲載:12/12/17(月)10:23:42
1.実施概要
● 日 時:2012年11月17日(土) 9:00〜16:30
● 見学地:九谷焼資料館・陶芸館、日本折紙博物館、山中うるし座、那谷寺
● 参加者:計22名(会館生20名、協会職員2名)

2.実施目的
 地元の産業や工芸品を見て触れて体験してもらうことで日本の良さやより地元の産業に対する興味を持ってもらうこと、また、日本と自国の文化の違い・共通点を知り、相互理解を深めることを目的とし、実施しました。

3.実施内容
08:45〜     金沢国際交流会館 集合、出発
10:00〜11:30 「能美市九谷焼資料館・陶芸館」到着、九谷焼見学の後絵付け体験
11:50〜12:20 「御菓子城加賀藩」2階にある「日本折紙博物館」にて折紙体験及び展示見学
12:30〜13:20 「御菓子城加賀藩」内施設お食事処「文化村・古九谷」にて昼食
13:50〜14:20 「山中うるし座」到着、ろくろ挽きの実演と説明
14:40〜15:30 「那谷寺」到着、拝観及び紅葉狩り
16:30〜     金沢国際交流会館 到着、解散

 各地から紅葉便りが届く中、当館主催のバスツアーは実施されました。前日の金沢は久しぶりの小春日和だったのに、旅行当日は予報どおりの雨模様。天候に反して晴れやかな顔で全員集合してくれ、予定時間より早く出発することができました。
 金沢市から南西に向かい、最初に訪れたのは「能美市九谷焼資料館・陶芸館」。出迎えてくださった学芸員の説明を受けながら、色彩豊かな作品を見て回りました。留学生に受けたのは、現代アートのコーナー。九谷焼を使用した自転車とともに写真を撮る学生、同年代の日本人学生なら知らない人も多いのではないかと思われるバルタン星人の置物を指差して、「ウルトラマン!」とはしゃぐ中国人留学生の姿が印象的でした。目で勉強した後は、実技の絵付け体験へ。20名の新米作家は真剣な面持ちで筆を動かし、個性豊かな芸術作品を作り上げていました。


「能美市九谷焼資料館・陶芸館」にて絵付け体験


 次に訪れたのは「日本折紙博物館」。まず、博物館職員の指導の下、小さな千代紙と格闘し“箱鶴”に挑戦!いかに細かく複雑な作業なのかを実感したところで、折紙作品の数々を見学。それぞれ気に入った作品の前でポーズを取り、カメラに収めていました。


「日本折紙博物館」にて“箱鶴”作りに挑戦


 お待ちかねの昼食はお刺身・天麩羅・茶碗蒸し等が付いた和定食。日本の代表的な料理が並んだ食卓で、日本と自国の食文化の違いが話題に上りました。食事を堪能した後は隣接する「御菓子城加賀藩」でお土産品を物色。食事が足らなかったのか、別腹なのか、試食を楽しんでいる学生もちらほら。半年後に帰国するという館生は材質にまでこだわって吟味した商品と財布を手にレジに向かっていました。
 午後一番に訪れたのは「山中うるし座」。ろくろ挽きをする職人さんをガラス越しに見学しながら、係員から山中漆器の説明を受けました。碗を持つ指が光に透けるほど、木を薄く削ることができる技術には一同感嘆の声。その反応が良かったせいか、係員はガラスケースの中に入っている高価な作品を特別に出し、実際に手に取ってみることもできました。そのような高い物にはもちろん手は出せませんでしたが、気軽にストラップに手を伸ばす女子学生の輪ができました。


「山中うるし座」にて山中漆器の説明


 今回のツアーの締めは、県内有数の紅葉スポットで1300年の歴史のある名刹「那谷寺」。「石山の石より白し秋の風」と芭蕉が詠んだ時期より遅かったのですが、丁度紅葉が真っ盛り。ベストシーズンを選択した企画者は自画自賛できるはずだったのに、止まない雨音をBGMにぬかるみを避けながら境内へ足を運びました。那谷寺は縄文時代の神まつりの霊地で、岩山や洞窟がたくさんある自然信仰のお寺です。足元が良ければ洞窟がある岩山を回ることができるのですが、雨に濡れた急な階段は危険なので眺めるだけ。山水画のように美しいとうたわれる奇岩遊仙境を前に、修行僧のごとく雨水にうたれながらの見学になってしまいました。それでも、他の日本人観光客がさっさと退散する中、我がツアー客は傘を差しながらもレンズをあちこちに向け、笑顔でピースサイン。一人の脱落者もなく境内を回り、最後尾の学生とバスを目指し歩いていると、お土産物屋の前に中国人留学生の人だかり。覗いてみるとその中心には焼き栗の実演販売がありました。故郷を思い出す懐かしい食べ物を見つけた学生たちはこぞって購入し、帰りのバスの中で賞味していました。


「那谷寺」拝観


 誰が雨男か雨女か。最初から最後まで傘を手放すことができない1日でしたが、運転手やバスガイドの配慮と的確な判断のおかげで、全行程をほぼ予定通り回り全員無事に帰館することができました。


「山中うるし座」にて

残念ながら悪天候のため、外での集合写真は1枚も撮ることができませんでした(涙)



4.総括
 今回は今も脈々と息づく石川の伝統産業・文化を知ってもらうこと、ただ見学するだけではなくそれぞれの専門の方々から説明を受け知識を深めること、自ら体験することに重点を置き実施しました。そのため、旅行会社から関係部署に問い合わせてもらい、九谷焼の詳しいパンフレット(中国語版・英語版)も取り寄せてもらいました。
 2大学(金沢大学・北陸大学)、6カ国(中国・台湾・インドネシア・ベトナム・タイ・日本人RA)の学生が参加しましたが、このツアーを通して地元の方とはもちろん、同じ会館に住む学生同士、大学や国境を越えた交流が見受けられました。比較的日本語のレベルが高い学生が多く(英語の説明が必要な学生には日本人RAが協力)、係員やバスガイドの説明も神妙に聞いており地元の伝統産業・文化に理解を深めた模様です。あいにく天候には恵まれませんでしたが、旅行会社を始め、見学先の方々の手厚いご協力をいただいて、充実した1日となりました。


新米作家の作品集



平成24年度金沢国際交流会館ウェルカムパーティ等 実施報告書
掲載:12/06/07(木)10:04:50
消防訓練       : 2012年5月10日(木) 17時〜
              17名参加(入居者10名、警備会社職員3名、県職員2名、協会職員2名)
オリエンテーション : 同日 17時30分〜 金沢国際交流会館 1階研修室
              23名参加(入居者20名、機構職員1名、協会職員2名)
ウェルカムパーティ : 同日 18時30分〜 金沢国際交流会館 1階交流ホール
              70名参加(入居者65名、機構職員1名、協会職員2名、県職員2名)

【実施内容】
 5月10日(木)金沢国際交流会館にて、この春入居してきた館生を中心にウェルカムパーティを開催しました。
 パーティに先立ち、消防訓練とオリエンテーションを実施。消防訓練は、大学の授業の関係で参加者は少なかったのですが、避難訓練後、職員の指導のもと、実際に消火器を手に消火訓練も行いました。

 続いて行われたオリエンテーションは、(独)日本学生支援機構 留学生事業部 山本課長の挨拶で始まりました。職員からは、共同生活をする上での基本的ルールについて―清潔に、後始末は責任を持って、他人のことを考えた行動を―、併せて、日本人でも難しいゴミの分別方法について説明しました。(この時、館生の眉間にしわが…)このルールを理解してもらえたのかどうかは今後の生活態度で判明するでしょう。


              オリエンテーションの山本課長の挨拶


 (独)日本学生支援機構 留学生事業部 山本課長から、現在の入館者16カ国104名の皆さんへの歓迎の挨拶で、ウェルカムパーティは幕を開けました。金沢市が日本一なものは?と山本課長が質問すると、見事「金箔!」と答えた優秀な館生もいて職員も驚き。次いで、(財)石川県留学生会館 黄原館長の日本式乾杯の音頭が終了すると同時に、美味しそうなご馳走を前にしてそわそわしていた館生は、一斉に箸を動かしました。しばらく歓談の後、各国ごとに自分のお国自慢などを話していただきました。
 日本では、パーティにビンゴゲームは付き物ですが、新しく入館した人のほとんどはビンゴゲームが初めての様子。4月から当館で働き始めた石川県の職員、灰谷さんの流暢な中国語の助けを借り、何とかゲームを理解してもらいスタート!数字を読み上げる声に一喜一憂し、最後の景品がなくなると、会場は大きなため息に包まれました。その後、ゴミの分別の復習も兼ねてみんなで後片付けをして宴を終了しました。


              ウェルカムパーティの歓談風景


              ウェルカムパーティで自己紹介
平成23年度金沢国際交流会館フェアウェルパーティー 実施報告書
掲載:12/02/29(水)11:16:03

実 施 日: 2012年 2月16日(木)18時30分〜
場   所: 金沢国際交流会館 1階交流ホール
参加人数: 計44名(入居者38名、機構職員1名、協会職員2名、県職員2名、カウンセラー1名)



【実施内容】
 2月16日(木)18時30分より金沢国際交流会館1階交流ホールにて、この春退去を予定している館生のフェアウェルパーティーを開催しました。
 パーティーは、日本学生支援機構東海北陸支部・永井支部長からの開催挨拶と乾杯の音頭で始まりました。しばし軽食を頂きながらみんなで楽しく歓談した後、この春退去予定の館生たちを交流ホール中央に集めて、日本に来て味わった色々な経験や体験、会館で過ごした思い出などを話してもらいました。様々な国の留学生が住むこの会館で共に協力し、知恵を出し合いながら盛り上げた会館祭などのイベント行事は、他では味わえないこの会館ならではのとても貴重な体験だったという意見が多く寄せられました。
 今回、会館のカウンセラーであり文化教室(書道)の講師でもある問谷先生にもご参加頂き、退去する館生への温かい激励の言葉を頂きました。
その後、恒例のビンゴゲームを行いました。職員が数字を読み上げるたびに自分の手元のカードの列並びを確認しつつ大きな歓声を上げる者や落胆の声を上げる者など終始賑やかなムードで盛り上がり、パーティーは幕を閉じました。

金沢国際交流会館 会館祭「留学生と交流フェスタ」実施報告書
掲載:12/02/24(金)16:09:25
実 施 日: 2012年 1月 14日(土)
場  所: 金沢国際交流会館・石川県留学生交流会館1階交流ホール、研修室
参加人数: 約300名
 (留学生約140名、日本人学生約20名、地域住民約140名、機構職員3名、協会職員2名、県職員2名)


1.プログラム
 11:00〜 餅つき開始
 11:45〜 各国料理紹介(中国・韓国・タイ・ベトナム・エジプト・イラン・日本)
 12:30〜 研修室にて生け花・書道の体験教室と作品展示
 12:40〜 踊り・三味線体験教室と発表会
 13:10〜 地域の子供たち「杜の里エンジェルス」によるダンスの披露、
        杜の里児童館の小学生たちによる歌と踊りの発表
 13:30〜 留学生たちによる自国紹介○×クイズ
       (エジプト・オランダ・リトアニア・韓国・中国・バングラデシュ)
 14:10〜 ビンゴゲーム大会
 14:30  終了


2.実施内容
 RAが実行委員となり会館内外に住む外国人留学生たちと共に、地域住民との交流促進を目的として、今年も『留学生と交流フェスタ』と題して会館祭を1月14日(土)に開催しました。
 当日は、朝早く下準備の段階から地元住民の方々にご協力を頂き、恒例の日本の代表的伝統行事である「餅つき」から始めました。

 段取りよく餅米が時間通りに蒸しあがり、午前11時には「ヨイショ!」という威勢のよい掛け声と共に餅をつき始め、ある程度捏ねあがったところを見計らって、地元児童や留学生たちにも順番に餅つき体験をしてもらいました。始めて餅つきを体験した留学生は、見ている以上に杵が重いのと、餅がすごく伸びることにとても驚いた表情をしていました。つきあがったお餅には、味の違いを楽しめるよう5種類のタレ(餡子・黄な粉・ゴマ・みたらしダレ・大根おろし醤油ダレ)を用意しそれぞれを絡めて頂きました。つきたてのお餅は柔らかでとても粘りが強く、食べ慣れない留学生たちは箸を使うのも、口に運ぶのもとても苦労している様子でしたが、それを楽しんでいるようにも見えました。



 用意したお餅をすべてつき終えたところで、この会館祭の目玉の1つでもある留学生たちによる各国料理を振る舞いました。今年は7カ国(中国・韓国・タイ・ベトナム・エジプト・イラン・日本)の料理を準備しました。中国からは水餃子、韓国はタッチム(鶏の蒸し煮込み)、タイはグリーンカレー、ベトナムからはチャーヨー・ネムザン(揚げ春巻き)、エジプトはマハシィ(鶏と野菜のトマト煮込みスープ)と野菜ライス、イランからはアシ(野菜などの煮込みスープ)、ケバブ(牛肉の焼肉)など、そして日本からも大鍋におでんを振舞いました。日頃あまり目にする機会のない各国料理の数々に地域住民の方々はとても物珍しそうに留学生たちに直接料理の内容を尋ねながら次々に口へ運び、そして食べ比べながら「まるで食の世界旅行をしているようだ!」と顔をほころばせながら感想を述べる地域住民の方もいらっしゃいました。



 各国料理が振舞われた後、当会館内で実施している文化教室(踊り・三味線・生け花・書道)の活動成果を発表する場として、研修室では受講生たちの生け花と書道の作品展示発表を行い、交流ホールでは踊りと三味線の演奏会を催しました。受講生たちにとっては、年に一度の発表の場とあって少々緊張した面持ちではありましたが、気合十分で一生懸命日頃の練習の成果を披露していました。受講生たちにとっても人前で発表できる場があり良い機会だったと思います。展示発表及び演奏会と同時に研修室では生け花と書道の体験時間を設け、沢山の留学生や地元の方々が講師の方の手解きを受けながら、筆を走らせたり、花の生け方を習っていました。



 随時いつでも体験できるように交流ホール中央に広いマットを敷き、折り紙を用意して地元児童と留学生の交流の場を設けました。鶴や蛙、犬やウサギなどといった動物や紙風船、兜など次から次へと器用に折っていく児童を興味津々で見ていた留学生たちも次第に仲間に入り一緒になって、その折り方を教わっている姿はとても和気藹々と会話が弾み楽しんでいるようでした。

 文化教室の活動発表後は地元「杜の里エンジェルス」によるボンボンを持ったチアダンスと杜の里児童館の小学生による歌いながら歌詞に合わせた踊りの披露がありました。そして児童たちからの発表の最後に児童たちみんなで協力して作った今年の干支の龍の大きなポスターを留学生代表に贈呈され交流の思い出にしました。





 留学生たちによる各国の自国紹介をプロジェクターを用い、○×クイズ形式で紹介していきました。まずは最初に日本からとても遠い国で子供たちにも馴染みの少ないエジプトから古代の歴史・ピラミッドやスフィンクスの由来やナイル川の紹介等で子供たちの興味を誘い、続いてベルギー、リトアニア、韓国、中国、バングラデシュの順に国の首都や国旗の紹介、国の代表的建造物や自然の特色などといった問題を織り交ぜながら紹介していきました。スクリーンに映し出されたどの問題にも興味深げに必死で解こうとする児童たちの姿は、会場にいた多くの来場者たちの場を和ませ、大いに盛り上がりました。



 最後は恒例のビンゴゲーム大会で締めくくり、会館祭は大盛況のうちに幕が閉じました。
年に一度の限られた短い時間ではありましたが、RAと留学生たちみんなが一丸となって作り上げたお祭りを日頃あまり行き来することの少ない地元の方々に紹介ができ、一緒になって交流し、互いの国の文化を共有し理解し合えたことはとても貴重且つ有意義な時間になったと思います。
 
 開催当日は、懸念されていた天候も雪、雨とも降らず、気温こそは確かに寒くはありましたが、会場の熱気とみんなの弾む笑顔で楽しく開催できました。多くの地域住民の方々並びに金沢市田上公民館、金沢市立杜の里児童館、NPO金沢杜の里等各関係団体の方々には、朝早くからご足労頂き、沢山のご協力を頂きました。お陰様でとても充実した内容の濃いお祭りを実施することができましたことを心より感謝いたします。誠にありがとうございました。

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