学研災付帯賠償責任保険(付帯賠責)とは?
学生が正課、学校行事、課外活動(※)及びその往復中、他人にケガを負わせた場合や他人の財物を損壊した場合等により、法律上の損害賠償責任を負担することにより被る損害を補償します。
※‥付帯賠責における「課外活動」とは、インターンシップ・ボランティア活動を実施することを目的として組織され、大学の学内学生団体としての承認を受けた団体が行うインターンシップ又はボランティア活動をいいます。
活動内容ごとの4つのコース
-
Aコース学生教育研究賠償責任保険(学研賠)対象となる活動範囲
正課、学校行事、課外活動中(注1)及びその往復
※医療関連学部・学科の実習を除く
※薬学教育実務実習は含む支払い限度額・対人賠償・対物賠償
対人賠償と対物賠償合わせて1事故(注2)につき1億円
免責金額(自己負担額)0円 -
Bコース インターンシップ・
教職資格活動等賠償責任保険
(インターン賠)対象となる活動範囲正課、学校行事、又は課外活動(注1)に位置づけられるインターンシップ、介護体験活動、教育実習、保育実習、ボランティア活動及びその往復 ※医療関連学部・学科の実習、薬学部およびこれに類する学部・学科の実習を除く
支払い限度額・対人賠償・対物賠償
対人賠償と対物賠償合わせて1事故(注2)につき1億円
免責金額(自己負担額)0円 -
Cコース医学生教育研究賠償責任保険(医学賠)対象となる活動範囲
医療関連学部・学科の正課、学校行事、課外活動中(注1)及びその往復
支払い限度額・対人賠償・対物賠償
対人賠償と対物賠償合わせて1事故(注2)につき1億円
免責金額(自己負担額)0円 -
Lコース法科大学院生教育研究賠償責任保険
(法科賠)対象となる活動範囲対人・対物賠償:法科大学院等(法曹コースを含む)の正課、学校行事、課外活動中(注1)及びその往復
※臨床法学実習を含む支払い限度額・対人賠償・対物賠償
対人賠償と対物賠償合わせて1事故(注2)につき1億円
免責金額(自己負担額)0円
・人格権侵害補償
損害賠償請求者1名当たり1,000万円
免責金額(自己負担額)0円
(注1)付帯賠責における「課外活動」とは、インターンシップ・ボランティア活動を実施することを目的として組織され、大学の学内学生団体としての承認を受けた団体が行うインターンシップ又はボランティア活動をいいます。
(注2)被保険者1名・1年当たりの支払限度額となります。
以下の活動中の傷害事故を補償します
-
実験中
化学の授業での実験中、間違って薬品を混ぜ、爆発事故を起こしてしまい、クラスメイトに火傷を負わせてしまった。
AコースCコースLコース -
インターンシップ活動中
大学の承認を受けたインターンシップ活動中、派遣先の機械を誤って壊してしまった。
AコースBコースCコースLコース -
学校行事中
学園祭で、焼鳥屋の模擬店を出店したが食中毒を出してしまい、5人が入院してしまった 。
AコースCコースLコース -
通学中
授業を受けるために自転車で通学中、自転車のハンドルが歩行者の鞄にひっかかり、歩行者が転倒。歩行者にケガを負わせてしまった。
AコースCコースLコース -
臨床法学実習中
臨床法学実習(※1)中知り得た情報をSNSに投稿し、プライバシーの侵害で訴えられた。(※2~4)
Lコース
※1:現実の法律事案を教材とする授業をいい、クリニックやエクスターンシップの他、公的機関等における法学実習ならびに法学実習的要素を有する授業 (現実案件や未公開裁判例等を用いた授業)を含みます。
※2:広告宣伝活動・放送活動又は出版活動に起因する損害は対象となりません。
※3:第三者の経済的信用を侵害する行為(いわゆる信用毀損)は対象となりません。
※4:事故原因となった行為(複数回行われた場合はその初回を指します。)がこの保険の加入日より前に行われていた場合は対象となりません。
保険料・保険金
重要事項
このページは学研災付帯賠償責任保険(施設賠償責任保険・生産物賠償責任保険・受託者賠償責任保険)の概要についてご紹介したものです。加入にあたっては、下記リンクに記載の「重要事項説明書」をよくお読みください。不明点については学校の窓口にお問い合わせください。
学研災・付帯賠責重要事項説明書(2025年4月以降始期用)
学研災・付帯賠責重要事項説明書(2024年4月以降始期用)
この保険契約は、「あいおいニッセイ同和損害保険(株)」「損害保険ジャパン(株)」「東京海上日動火災保険(株)」「三井住友海上火災保険(株)」による共同保険契約であり、東京海上日動火災保険が他の引受会社の代理・代行を行います。各引受保険会社は、その引受割合に応じて、連帯することなく単独別個に保険契約上の責任を負います。なお、法科賠(Lコース)は、東京海上日動火災保険(株)が単独で引き受けます。